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2005年10月24日 (月)

松永希久夫牧師の葬儀

 先週は5日間ほど東京と吉川でした。関東聖化大会出席と葬儀に参列すること、そして主たる目的はホ群の歴史編纂委員会の作業でしたが、ここには、松永希久夫先生の葬儀に参列した印象を記します。
 松永先生は東京神学大学の学長をながく務められましたが、ここ数年体調悪く、この度72歳で召されました。神学校連絡会で何度かお会いした程度ですが、いかにも温厚な紳士でした。感心したことは、ほとんど最後まで意識も信仰もはっきりしていて、地上でなすべきこと一つ一つにけじめをつけて、ご自分の葬儀に関しても、前夜式と告別式に読む聖書と讃美歌を指示し、また、前夜式の説教は最後にご家族と共に出席していた国立教会の牧師に、また、告別式の説教は教え子のひとりで家族のように親しい信仰の交わりがあった牧師にお願いして逝かれたということです。そして、葬儀は礼拝であるから、自分を誉めるようなことは一切言わず、イエス・キリストの十字架と復活の福音が明確になるように、弔辞は要らない、もし、弔電を紹介するならこの人と、そこまで指示して逝かれたとのこと。ずぼらな性格の私などには考えられないことです。
 ちょうどお孫さんが生まれて数日後に召されたとのことで、孫の誕生を心待ちにしていて、無事に生まれた孫の写真を見て満足そうであった由。また、子どもたちへの信仰の継承は先生の篤き祈りであったようですが、確かな手応えを感じて感謝し、後は主に委ねて天に帰られました。
 弔辞はありませんでしたが、説教は1時間以上、全体で2時間はかかりました(献花に30分以上かかった)。しかし、参列者の皆さんが満たされた明るい顔で帰って行かれたのは「福音が語られた」ことと、「彼は死んだが、信仰によって今もなお語っている」(ヘブライ11章)ということでしょう。
 会場の国立教会は階上まで立錐の余地なく、全国各地から駆けつけた教え子たちが師との別れを惜しんでいました。雨の日の印象深い葬儀でした。

2005年10月15日 (土)

大三沢教会へ

 9日はホ群の講壇交換で、青森県の大三沢教会に行きました。久しぶりの訪問でした。前回はいつだったか明確に覚えていないのですが、確か鵜沼先生の時代に、何かのついでにちょっと寄らせて頂いたと思います。その前は、安藤先生の時代でした。安藤先生が婚約式をされたのは30年近く前になるでしょう。特急で東京から三沢まで随分時間がかかりました。すっかりくたびれたのを覚えています。今は新幹線で八戸まで行きますから、本当に早くなりました。
 朝一番の新幹線で行ったので、礼拝まで1時間以上あります。三沢駅から歩いていくことにしました。30分ほどかかりましたが、歩いてみて三沢の町がちょっと分かりました。教会は市役所の真向かいにあって、正に市の中心部です。進駐軍によって拓かれた町と聞いていますが、教会を中心に据えたのでしょう。何しろ住所が「幸町1丁目1の1」、こんな教会は全国を探しても他にはないと思います。
 大三沢教会は、伊藤文康先生によって開拓された教会です。伊藤先生は、物静かな紳士でした。随分長生きされました。「柔和な人は地を受け継ぐ」(マタイ5章)とは、長生きすることだと、我らの老牧師も言っていました。多分、伊藤先生のことを指して言われたのでしょう。
 礼拝には数人の小学生も出ていて、一緒に賛美したり話を聞いたり、また静かに遊んでいるのには感心しました。多少騒いだって、子どもたちがいるのはうれしいことです。希望が感じられますし、子どもの声が聞こえない静まりかえった礼拝堂より明るく感じます。
 礼拝後は、子どもたちも交えて楽しい愛餐会、おいしいカレーライスをいただきました。伊藤先生の思い出や、歴代の先生たちの話に花が咲きました。その日の午後は、近くの牧場で結婚式もあり、式から帰った方々が愛餐会の2次会をしていました。明るい家族的な教会という印象を受けました。  

2005年10月 4日 (火)

東京聖書学校にて

 先週は月曜から金曜まで、東京聖書学校で過ごしました。授業の他に、教授会、理事会等いろいろありました。ゲストルームに寝泊まりして、3食上げ膳据え膳で申し訳ない毎日でしたが、フリーの時間には自由に図書室で本を読めるし、学生たちとの交わりも楽しいものでした。ちょうど群馬県からひとりの姉妹が学校見学に見え、舎監らと共に語り合いました。来春の入学を期待し祈っています。
 教授会の懸案の課題は学校の将来構想です。吉川に移って12年目、教授陣も高齢化しており、10年先には全く陣容が変わるでしょう。後継者を育てることが急務となっています。私たちの聖書学校は特色ある使命のゆえに今日まで危機を乗り越えて存続してきました。その使命とは、日本基督教団の中において、ホーリネス信仰に立つ伝道者、牧師を育てることです。そのためには、まずホ群の教会から献身者が起こされなければなりませんが、この2年間は群の教会からの献身者はありません。ここ数年の入学者を見ると、群からと群以外の教会からと半々です。諸教会から献身者が起こされるように、皆さんにぜひ祈って頂きたいと思います。
 学校の教師陣に話を戻せば、若い教師を育てるためには、これという人を留学に送り出すことも必要でしょう。奨学基金も必要です。このために思い切って献げてくださる方はないでしょうか。
 来春はイギリスから横山基生・好江ご夫妻も帰国する予定で、学校のために力になってくださることを期待しています。次の舎監も今から考えねばなりません。何人かの若手教職の名も挙げられましたが、まず本人がホ群と学校のために使命感を持って頂かねばなりません。
 思いがけず校長になって来春で8年になります。仙台に来たこともあり、再三交替を申し出ていますが、あと2年と言われました。青葉荘教会にも協力をよろしくとのことでした。主の導きを祈っています。皆さんにもお祈りをお願いする次第です。

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