新刊「キリスト者の完全」(4月30日)
主にあって敬愛する藤本満牧師から、新刊の訳書を寄贈して頂きました。ジョン・ウェスレーの「キリスト者の完全」です。ウェスレーの主著ともいうべき本で、日本でも多くの人に読まれてきましたが、この度、イムマヌエル綜合伝道団創立60周年の記念事業の一つとして発刊されたもので、一読して、これこそ長く求められてきた本だと思いました。
「キリスト者の完全」はお読みになった方もあるでしょうが、小著ながら教会史において大きな問題提起をしてきた本です。邦訳もメソジスト教会の監督であった赤沢元造訳をはじめ、私の知る限りでも数種ありますが、この度の藤本訳は丁寧な解説と注が付いたところが従来のものとは全く違うところで、今までなかなかなじめなかったこの本が、ぐっと身近になった感じです。
藤本満師は、日本のウェスレー研究の第一人者で、若くして「ウェスレーの神学」を出版され、私も聖書学校のテキストとして用いさせて頂いており、この種の本が少ない日本では貴重なものであります。また、先頃、ウェスレーの標準説教53が三巻でイムマヌエルから出版されましたが、この説教集にも藤本師の解説が付いて、ずいぶん分かりやすくなりました。定評ある説教とはいえ、18世紀の英国ですから、我々が読んでもぴんと来ないところがあります。ですから解説が必要なのですが、これはウェスレーによく通じている人でなければ書けないものです。以前から願われてはいても、なかなかそれが出来なかった事情がお分かりになるでしょう。
「キリスト者の完全」についても同様のことが言えますが、ついに人と時を得てこの度出版されたという「待望の書」であります。
今、イムマヌエル出版局では、創立60周年記念に同出版局の本を割引で販売しています。「キリスト者の完全」も定価から15%引き、1700円で買うことができます。この際、この本によってウェスレーの神髄に触れて欲しいと思います。「読む人は成長する人」(ウェスレー)です。

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