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2007年9月22日 (土)

アシュラムに参加して(9月23日)

  関東アシュラムに招かれて箱根に行ってきた。このところ何年も、千石原に近い山崎パンの箱根山荘で開かれている。山崎パンの社長は熱心なクリスチャンで、今回ご本人は参加できなかったが、奥さんとお姉さんはアシュラムの常連で、今回も出席して熱心に祈っておられた。
 アシュラムについて、そのすべてをこの短文に記すことは出来ないが、私の信仰は教会の礼拝その他と共に、アシュラムで養われたと思っている。アシュラムは一言で言えば祈りの集会であるが、この世の一切から離れて、み言葉と祈りと信徒の交わりに集中する。それは一日だけの短いアシュラムもあるが、2泊3日は欲しいと思う。スタンレー・ジョーンズが日本にアシュラムを紹介したのは半世紀も前になるが、彼の指導するアシュラムは日程がもっと長かった。しかし、忙しい日本の社会では難しい。
 アシュラムの中心は、各自がみ言葉に聴くということである。時間を取ってじっくりと聖書に聴く。そして、示されたみ言葉を共に分かち合う。説教もあるが、それが中心ではない。私も2回の説教を命じられたが、説教者はあくまでも聖霊ご自身の導きに従い、祈りのうちに示されたみ言葉を語る。今回はフィリピ書に聴こうということで、私は2章、3章から語らせて頂いたが、アシュラムにおいて示されたことは、何冊の本を読むよりも意義深かったと思っている。
 今回の主題は、今年の青葉荘教会の聖句そのままに「キリスト・イエスの心」とさせていただいた。そして、アシュラムで思ったことは、創立百周年を迎える私たちの教会が、まずアシュラムを開いて、みんなで「キリスト・イエスの心」を求めて祈るべきではなかろうか、ということである。それは「祈りの教会」である青葉荘教会にとって最も相応しいことではなかろうか。確かにアシュラムは、この教会に向いていると思う。これらのことを役員会その他でも話し合っていきたいと願っている。 

2007年9月15日 (土)

信徒夜間講座(9月16日)

  この度、赤羽教会の新会堂を会場に東京聖書学校の信徒夜間講座を開くことが出来た。これは、以前から教授会で話し合ってきたことであり、深谷先生はじめ赤羽教会の全面的な理解と協力を得て開講の運びに至ったことはまことに感謝である。
 東京聖書学校が淀橋教会に付属していた頃、信徒伝道学校という名で夜間講座が開かれ、私などは駆け出しの伝道者であったが狩り出されて、何かを担当させて頂いた。それは自分にとって貴重な学びになったと記憶している。その後、聖書学校は淀橋から東久留米に独立の校舎を得て移転したが、それと相前後して、ホ群も学校も教団紛争の渦に巻き込まれていった。それはやむを得ない面もあったが、もし、中央委員会がホ群を紛争に巻き込ませず、毅然として独自の道を行き、信徒伝道学校で信徒を養うような地道な努力を続けていたら、今日のホ群は今とはずいぶん違っていたのではないか。今さらそんなことを言っても仕方ないが、リーダーがどういう考えを持って群を導いていくかは大事なことである。先週は安倍晋三首相の突然の辞任で驚かされたが、一国をリードする者の責任の重大さを改めて思わざるを得ない。 

 信徒夜間講座の開講式において、私は開講講演として「ジョン・ウェスレーの生涯と信仰」と題して拙い講演をさせていただいたが、実は、ウェスレーのメソジスト運動と信徒夜間講座とはつながっている。それは、メソジスト運動も信徒に負うところが大きかった。英国国教会から白眼視されたメソジストたちは、ウェスレー等によって指導された信徒伝道者を中心に働きが進められた。ウェスレーは自ら先頭に立って伝道に励むと共に、信徒伝道者の育成に力を入れた。この伝統はメソジスト教会に受け継がれ、昔は「勧士」という制度があり、勧士の資格がある信徒が、説教や奨励をして伝道が力強く進められた。ホーリネス教会も一時はこの制度を取り入れたことがある。信徒が牧師と共に伝道の最前線を行くことは、いつの時代にも求められていることである。 

2007年9月 9日 (日)

退修会・公開講座(9月9日)

  今年の東京聖書学校退修会は、昨年に引き続き栃木県の「オリーブの里」で開かれた。昨年との大きな違いは、学生数が半減したことである。
 テキストは新訳の「キリスト者の完全」である。ウェスレーの代表作であり、私たちのホーリネス信仰の原点とも言って良い本だが、なかなか骨が折れる。藤本満師の新訳で読みやすくなったとは言え、やはり簡単ではない。発表者もそれなりに工夫して下さったが、皆苦労の跡が伺えた。その中で、一番若手のS師の発表が光っていた。「牧師会でもう一度発表して下さい」とお願いしてきたが、まず牧師が理解を深める必要があると思う。
 
 木曜日の公開講座はホーリネス教団東京聖書学院の元院長、小林和夫師を迎えて、「ホーリネスの歴史的考察とその要点」という充実した講演を伺うことが出来た。小林師は2,3年前に軽い脳梗塞で倒れ、幸い復帰して広くご用に励んで居られるが、無理は出来ないお体である。しかし、ホーリネス一筋の貴重な学究であり、その総決算とも言うべきウェスレー神学の簡潔な紹介は、さすがと思った。
 「お役に立てればいつでもまた参りますよ」と、昼食会の最後にご挨拶してくださったので、できればもう一度じっくり伺ってみたいものである。師はFEBCのラジオ放送にレギュラー出演しておられるので、その説教は電波を通して聴くことが出来るが、今回の講演を伺って、説教者としても第一人者であることを改めて感じた。誰しもが認める、力強い説教者だ。     

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