意味あるハプニング(10月28日)
一年余りの準備をもって開かれたキリスト教大会は恵みのうちに終わった。教会としても、秋の特伝として取り組み、多くの方々のご奉仕を頂き感謝に堪えない。この伝道会を通して、直接間接の収穫があったが、協力教会の牧師達が心を一つにして祈り、準備に当たることが出来たことも大きな収穫であった。それによって、我らの信頼関係が深められたことを感じる。
去る22日に実行委員会が開かれ、クリス(トファー)師も出席して、感謝や反省が語られた。その席上、ちょっとしたハプニングがあった。それは、実行委員長の田中師が会を進めておられたが、クリスは自分の考えで今後の伝道の継続を話した。すると、田中師が突然それを遮って、英語で彼を諭しはじめた。それは、この度の伝道会における彼のとった態度に対する忠告であった。クリスはまだ日本人のこと、特に東北人の気質を知らない。伝道会の前に田中師は個人的に色々クリスにアドバイスをし、会の全体的な進め方についてもよく打ち合わせておいた。ところが、伝道会が始まってみると、クリスにバトンが渡されてからは彼のペースで進み、時間もかなり超過した。最後の招きは大切だし、特にクリスはそれを使命と心得ているが、「過ぎたるは及ばざるが如し」の言葉の通り、せっかく祈って誘ってきた家族や求道者がつまずいたという事実もあった。伝道は主の戦いだから、そう言うこともあり得るが、この度はどうだったであろうか。クリスが田中師の忠告に従っていれば、あるいはそれを避け得たかも知れない。田中師は、今後もクリスが自分の考えで進むのであれば、今後の協力関係は難しいとまで言われた。クリスもそれを謙虚に受け止め、皆で感謝の祈りをもって会を閉じることが出来た。翌日、仙台を離れる前に、クリスは実行委員の牧師達一人一人に電話をして、私にも「アリガトウ」を繰り返していた。後日また、彼の爽やかな笑顔を見ることができるだろう。今後、この伝道を主がどのように導いてくださるか、主の導きに期待している。

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