「ウェスレーに学ぶ」(11月4日)
今年の東北教区教職研修会は福島地区の担当で、磐梯高原リゾート・イン「ぼなり」で開かれました。地元の方々にはよく知られた保養地(温泉)とのこと。福島から国道115号線で土湯を通り抜け、ひと山越えたところにあります。途中の紅葉が見事でした。いつか見た山形の紅葉は赤が目に染みましたが、福島の紅葉は黄色がきれいです。
研修会は26日午後から始まり、今年のテーマは「説教と牧会―ウェスレーに学ぶ」で、実は私が講師になりました。本当は別の講師が予定されていたのですが都合がつかなくなり、ピンチヒッターで誰か教区内にいないかということで私に回ってきたのです。宣教部委員長のS師から電話があったとき、もし私がS師の立場なら困るだろうと思って引き受けました。テーマは自由でよいというので、聖書学校で普段学生たちと学んでいるウェスレーにさせてもらいました。
しかし、牧師たちの前で話すのは勇気を要します。以前に西東京教区の研修会で「祈り」について話したことがありますが、この時も大いに緊張しました。
今回は2回の講演で、1回目はウェスレーの生涯をざっと話してから説教を取り上げ、2回目は教会観と牧会を話す予定でした。ところが、略年譜に従って生涯を話すのに時間を費やし、説教についてはわずか30分になってしまいました。でも、2回の講演とも質疑応答の時間が十分ありましたので、講演で話せなかったことを補うことが出来ました。質問も多くあり、先生方が真剣に聴いて下さったことがよく分かり感謝でした。後で、若い牧師から「神学校では宗教改革者の話は沢山聞いたが、ウェスレーのことは初めて聞いたように思う」と言われ、幾分でも役立ったかとうれしく思いました。もちろん研修会は、ウェスレーのことが問題なのではなく、我々の説教や牧会にどう活かすかということです。今回はそのために、ウェスレーを通して一石を投じたということです。今後も、このような学びが共に出来たらうれしいと思います。

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