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2007年12月30日 (日)

一年を振り返って(12月30日)

 今年も最後の主日礼拝を迎えました。一年を振り返って、今年はどんな年だったでしょうか。
 先日の祈祷会で、何人かの方から恵みの分かち合いがありました。ある方は、次々と追いまくられるようで多忙な一年だったと語られました。私も、同様の思いがないわけではありません。しかし、振り返ってみて充実した一年だったと感謝します。主な出来事を拾ってみると、二月中旬には第一回東北ケズィック・コンベンションが開かれました。三月は東京聖書学校卒業式、八名の兄姉が卒業したのも近年にないことでした。四、五月は教会総会、教区総会が開かれ、六月には潮義男師を講師として特伝が開かれました。七月は、錦秋湖での福音主義牧師研修会と東京で教職アシュラムに参加を許され、私にとっては充電の時でした。七月末、ファミリーキャンプ(花山)、八月初旬東北夏期聖会(八幡平)、聖会には聖書学校のキャラバン隊も合流して良き証しを聞きました。九月は聖書学校の退修会、公開講座があり、当教会では敬老祝福愛餐会、朝祷会東北ブロック大会、宮城聖化大会が開かれました。
 10月には前からの念願であった伝道師招聘が適って森田聖子師を迎え、また、札幌の母教会での大切なご用に招かれ、特に一年余り牧師会で祈って備えてきたクリストファー・サン師を迎えての特伝が開かれました。月末には教区教師研修会の講師をピンチヒッターで務めました。
 11月には召天者合同記念礼拝・記念会、また、半年以上準備が積み重ねられて「ラブ・ソナタ」と関連集会が開かれました。12月はアドベントに入って、まず教会復興六二周年記念礼拝・愛餐会、続いてクリスマス諸集会が毎週行われました。
 以上、教会と牧師個人の一年をミックスして振り返ってみましたが、多忙の中にも恵まれた一年だったと思います。今年は、渡辺静江、青木惇子、三浦誠の三兄姉を天に送り淋しさを覚えましたが、クリスマスには三名の受洗者を与えられたことも大きな恵みでした。さらに主の恵みを慕い求めて新年に向かいましょう。

2007年12月22日 (土)

受洗する方々へ(12月23日)

  昨年のクリスマス礼拝の週報短文がこの題でした。同じ文章を再録してもよいと思いましたが、少し書き改めて、今日受洗する方々へのはなむけの言葉としたいと思います。
 洗礼式は信仰生活のスタートです。きょう「古い自分」と訣別して、「新しい人」として一歩踏み出しましょう。これから祈りと共に聖書をしっかり読んで、神の御心は何かを知って欲しいと思います。
 時々、受洗する人から「クリスチャンになったらどういうことを心がけるべきでしょうか」と尋ねられることがあります。そんなとき私は「教会学校生徒の五つの務め」を語ることにしています。
 それは、第一、聖書を読む。第二、お祈りをする。第三、教会を休まない。第四、献金をする。第五、お友達を教会に誘う。以上が、五つの務めです。
 受洗する皆さんも、この五つを心に留めて実行に励むならば、きっとすばらしいクリスチャンになると信じます。

 少しコメントすれば、聖書を読むことは、決して難しいことではありません。しかし、読み続けることは簡単ではありません。ですから、一人で読むと共に、だれかと励まし合いながら読むことが助けになります。家族や友人の中に「聖書を読む仲間」を見つけましょう。「信仰の友」を見つけて、互いに励まし合っていくことはとても大切です。五つの務めには「教会を休まない」がありますが、一人で聖書読むだけでは、独りよがりの信仰になってしまいます。信仰生活には「信徒の交わり」が不可欠です。「信徒の交わり」の中心に礼拝があり、祈祷会その他の集会があります。できるだけ、集会に出席することを大切にしましょう。
五つの務めには「賛美する」がないのですが、賛美もとても大切です。礼拝その他の集会でも、必ず主を賛美しますが、家庭でもどこでも大いに主を賛美しましょう。受洗する皆さんに、大きな主の祝福がありますよう一同心を込めて祈ります。 

2007年12月16日 (日)

聖誕劇(ページェント)(12月16日)

  きょうは恒例のクリスマスページェントだ。毎年、教会学校との合同礼拝に続いて子どもも大人も共にページェントを主に捧げることがこの教会の伝統になっている。今年のページェントはどうだろうか。

 先週は、珍しく映画を見に行った。「マリア」というアメリカ映画。アメリカでは評判になったと聞く。原題は「降誕」とでも訳せようか、まさに我々のページェントを映像で描いたもの。マリアを中心に、ヨセフとの葛藤、村人のうわさ、ヘロデのあくどさやローマ帝国の圧政などがよく描かれている。東方の博士たちにもかなりの比重を置いている。しかし、全体に聖書に忠実で、脚色に無理がなく、降誕物語に親しんでいる私たちには、いろいろ気づかされ、考えさせられることが多い。特に、当時のガリラヤの民衆が如何に貧しかったかも、これほどとは考えていなかった。ローマに税を納め得るか否かは正に死活問題で、金がない人が娘を取られたり、土地を没収されたりする悲惨な状況であった。羊飼いなどは、貧しいために生涯独身で暮らさなければならない。ヨセフとマリアが住民登録をするためにナザレからベツレヘムへ行く、その二百キロほどの行程は身重のマリアにとっては並大抵ではなかった。ついにベツレヘムへ着いて、貧しい一人の羊飼いと話す場面は印象的である。羊飼いは、マリアに「だれでも神から賜物を戴いている」と、マリアのお腹の子どもを指して言う。「あなたは?」と問うマリアに「何も」と答えて、「神の救いが与えられるという希望だけ」と答える。「希望が与えられている」、そこに彼の生きる望みがある。
 このような貧しい羊飼いたちに、イエス・キリストの降誕の報せが告げられ、みどりごの主イエスの最初の礼拝者になる。その場面も美しい。そこに東方の博士たちもやってくる。それは私たちのページェントと同じである。教会学校の子どもたちが観たらどんな風に思うだろうかとふと考えた。   

2007年12月 9日 (日)

アドベント第二主日(12月9日)

  クリスマスは主を賛美するときでもありますが、きょうはまさに賛美の一日になります。礼拝では、宮城学院ハンドベルクワイヤOG会の皆さんを迎えて、賛美礼拝を捧げることが出来ることは大きな喜びです。ハンドベルの響きの美しさをじっくり味わって頂きたいと思います。いつかは私たちの教会でもハンドベルクワイヤができたら幸いですね。六月に招かれた初雁教会のハンドベルもすばらしかった。一教会でもあのように出来るのですから、私たちもきっと出来ると信じています。
 午後には、第三回目を迎えた宮城中地区牧師聖歌隊のチャリティコンサートです。今春は、中地区九教会のうち三教会の牧師交替がありました。それでメンバーもかなり替わり、新しい先生方は牧師聖歌隊に慣れるだけでも大変だったと思います。この聖歌隊の特色は女性が少ないと言うことです。普通の混声コーラスは男性が少なく、合唱祭などに行っても、圧倒的に女声コーラスが多い。混声も男声は少ないのが普通です。しかし、我らの牧師聖歌隊は、男性が女性の倍ほどいます。そこで、本来は女声パートのアルトを二人の男性が歌います。これが聴きものです。全体に練習不足は否めませんが、祈りをもって精一杯やります。その成果をぜひお聴き頂きたいと願っています。
 チャリティコンサートの目的は、一つは先の中越沖地震と能登半島地震の救援と、「友子プロジェクト」のためです。去る三月に青年学生センター主催のインドへの研修旅行で、スタッフの一人であった渡利友子姉が思いがけない交通事故に遭い召天されました。そのことが契機となって、インドの女子教育のために始められたのが「友子プロジェクト」です。今回のチャリティコンサートが、これらのことのために役立つことを期待しています。
 今夕のエマオ夕礼拝でも大いに賛美がなされるでしょう。このアドベントの期間、諸教会で主を賛美する声が響きますように。        

2007年12月 2日 (日)

復興記念礼拝を迎えて(12月2日)

  今年も戦後の復興62周年の記念礼拝を迎え、この機会にもう一度教会の「八十五年記念誌」を読んだ。良くできていると思った。戦後60余年の歩みの中で、教会としての大きな節目は、主任牧師が中島代作師から中島豊師に代わったときである。記念誌には次のように記されている。

 中島豊師は、次のような伝道牧会方針を持った。
○当教会の特色であるホーリネス信仰、前任牧師の特色ある伝道方針(CS分校、家族伝道、一人が一人を)を継承する。
○牧会については、それまで時折開催していた役員会を毎月開き、伝道他一切の行事を役員会で協議しつつ行う。
○会員は役員に要望を出し、役員会で協議して慎重に決めていくなど全員参加の教会形成に努める。
○前任牧師が消極的であった特別伝道集会を積極的に開催する。

 以上のような伝道牧会方針により、礼拝出席その他、教勢が順調に伸びていったことが記念誌に記されている。一言コメントすれば、中島豊師は、前任の代作師の方針の重要な点(ホーリネス信仰等)を継承しつつも、それまで牧師のワンマン体制に近かった伝道牧会を「全員参加型」に改めたということが大きな転換であったと言えるであろう。
 この変化は大きい。ホーリネス教会は、元来監督政治であったから、牧師の権限が大きかった。代作先生も強いリーダーシップを持って教会を引っ張っていくタイプであった。しかし、豊師になって、より民主的に皆の声を聞きながら進めていく方針に転換し祝福されたと言うことであろう。
 先日、オンヌリ教会のことを副牧師から聞き、ハ・ヨンジョ牧師がこの十年間で大きく変わったのもそれと共通するところがあると思う。ハ牧師が強烈な説教で独りで引っ張っていく型を改め、聖霊充満の「愛の教会」になり、信徒が皆で愛し合い伝道していく中で、教会は飛躍的に成長したと話された。   

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