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2008年1月19日 (土)

人の気質と地域性(1月20日)

  かれこれ40年近く前になろうか、イザヤ・ベンダサンという人が「日本人とユダヤ人」という本を出版して、ベストセラーになった。一体、この著者は何者だろうと、ミステリーのように騒がれた。ユダヤ人という一般の日本人から見ると遠く隔たっていると感じられる宗教的民族と日本人を対照させることにより、日本人の国民性を際だたせようという試みだったように思う。また、土居健郎の「甘えの構造」も日本人の精神性を「甘え」という角度から捉えて、この本もずいぶん読まれた。
 日本人とはいかなる人種か、これを統治するにはどうしたらよいかという問に答えたのが、ルース・ベネディクト女史の「菊と刀」で、これも戦後の一時期ベストセラーになったと聞いている。これらはいずれもキリスト教と深い関係があり、我々の信仰を反省する上で参考になると思う。
 その他、特にキリスト教とは関わりなく、日本人とは何者かという自らのアイデンティティー(自己意識)を問う本は巷に沢山ある。こういう問題に関心を持っている方も居られるに違いない。
 さて、どうしてこんなことを書くかというと、最近あることを感じさせられたからだ。一口に日本人と言っても、かなり地域性、県民性がある。何故そういう地域性や県民性が生まれるのか興味があるが、最近とんぼ返りながら旭川に行って、改めて道産子(北海道で生まれ育った人)気質を思い出した。人が好く楽天的で、開放的、開拓精神に富む等が挙げられよう。
 同じ北国でも、東北人はかなり違う。堅実でねばり強いが、容易に他人に心を開かない。だから、なかなか友達ができない。キリスト教信仰に対しても慎重だが、一旦信仰に入ったら滅多なことでは信仰を捨てないとT牧師から聞いた。これは大方の日本人とはかなり違い、東北人気質の一つと言えるだろう。まだ仙台気質がわかったとは言えないが、保守的で変化を嫌うのは東北人一般の特性ではないか。皆さんのお考えもお聞きしてみたいものだ。 

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