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2008年5月31日 (土)

聖餐論争(6月1日)

  東北教区総会が終わった。今回の総会で一番大きな課題は聖餐に関することだった。それは東北教区だけでなく、教団全体の問題になっている。現に、ある教区ではこの問題に関して教団三役の対応に納得できないとして教区総会への教団問安使の受け入れを拒否した。
 このように書いても、何のことかお分かりにならないだろう。直接の契機は教団常議員の一人であるK師が御自分の教会で未受洗者への配餐を許している(フリー聖餐と呼ばれている)。そのことを常議員会でも公言したので、常議員会はK師に教憲教規に従ってそれを止めるように、それに従うことが出来なければ教団教師を退任するよう勧告決議した。この常議員会の態度を不満として、複数の教区から要望書等が出されている。そのような渦中で、全国各地の教区総会が開催された。

 この事に関連して、東北教区の宣教共同研究所は「未受洗者への配餐について」の一文を教区総会議案・報告書に載せた。使徒以来、2000年の伝統に立つ聖餐式のやり方を軽々しく変えるなということ、これに対して異論が出て、建議案も出され、これに関する議論が今総会の中心になったということである。

 今回の議論を一通り聞いた感想を述べれば、この問題の根は深いことを感じる。聖餐論だけでなく、教会論でも教団の諸教会には一致がない。教団は多くの教派が合同してできた教会だから、神学的、教会的伝統が違う。その旧教派の違いが、今回の聖餐論争に露わに出たということである。
 この議論が果たして生産的な結果を産むかどうかは不明である。お互いが自説を主張するだけではいつまでも平行線で、「それでは分かれよう」という結果になりかねない。しかし、この教団の現状を外側から客観的に見れば、なぜそんなことで争うのか不思議に思うだろう。こんなことで内輪争いすること自体が、教会存亡の危機だと言われるだろう。私もホ群の分裂の痛手を経験しているので、これ以上の分裂はもうたくさんだという気持は強い。      

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コメント

今年の教区総会は、いつもと違ったものとなり、役員会で要望書を議長宛に出したこともあり、発言の機会がありました。教憲教規を遵守すること、信仰告白が歪められることへの抗議など、1973年~1977年の教団が息を吹き返したような気がしています。教団新報に当教区総会のことが少し出ています。

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