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2008年8月30日 (土)

北海道での五日間(8月31日)

  五日間の夏休みを頂いて北海道に行った。主たる目的は、義兄の病気見舞いと、まだ見たことのない知床を訪ねることであった。
 祈祷会その他でお祈り頂いた義兄は、一月に旭川の病院に見舞いに行ったときとは全く見違えるほどに元気になっており、本当に感謝なことであった。昨年の暮れには足の切断は止むなしというところまで行ったが、旭川にバイパス手術の名医がいることがわかり、札幌から旭川に転院してギリギリの状態で手術、年が明けてもう一方の足も手術して両方とも成功したのはほとんど奇蹟と言っても過言ではなかろう。しかし、指先から壊疽が始まっていたから、両足の六本の指は切断したが、親指が両方とも残ったのは幸いであった。今も歩行訓練などリハビリが続いているが、28日には退院の運びになり、それを確認して戻ってくることが出来た。お祈りくださった皆さんに心より感謝申し上げたい。

 知床は近年、世界遺産に登録されて観光客が増え、昔の素朴さが失われたとの声も聞かれた。札幌から女満別空港に飛び、そこから知床のウトロまでバスで二時間余りかかるが、空港から終点まで客は終始我々二人だけ、大型バス貸し切りで申し訳なかった。ウトロに一泊して翌日は知床の突端まで行く舟に乗ったが、さほどでもないというのが率直な印象だ。途中、海岸を二匹の小熊を引き連れて闊歩するヒグマを遠望し、ウトロではエゾシカも見かけたが、これは知床ならではの風景か。海は比較的穏やかだったが、途中から雨になって国後島なども全く見えなかった。 
 翌日は斜里から網走に出て、前から祈っていた森下師の開拓伝道の新しい拠点を見せて頂いた。突然九州から網走に飛び込んで五年目を迎えているが、この度ついに新興住宅街に教会らしい建物を購入し、新しい人たち、子どもたちも増えているという。M師はあいにく東京に出張中で留守だったが、幼児を連れて我々を迎えに来て下さった奥様の明るい笑顔が爽やかだった。主の祝福を共に祈って辞去した。

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