藤本満師の講演から(5月31日)
藤本満師の礼拝説教と講演がCDに録音されたので、講演をもう一度聴き直した。二度聴いてさらによく分かった。聞き流してしまうのはもったいない内容なので、委員会で相談して何とか活字に残したいと思っている。
講演を聴いて心に残った二、三のことを以下に記したい。
今私たちは百周年記念誌を編集しているが、教会の記念誌にもその教会の伝統によって特色が出る。例えば改革長老系の教会では歴史の出来事をできるだけ取り上げて記し、メソジスト系の記念誌では人物に重きを置き、証しが記されるという。確かにそうだ。私たちが発行した記念誌はみな、証しにかなりのページを割いた。青葉荘教会の八十五年誌もそうだが、今度の記念誌には各牧師のプロフィールまで別枠で出る予定である。まさに人物に重きを置いた記念誌になりそうだ。教会の歴史は、その教会を担った人々の生き様だというのがウェスレーの考えだという。だが藤本師は、過去の人物よりも、今を生きる人々に集中する(べし)と言われた。その意味で、教会員の証しが中心だと言ってもよい。
また講演の中で小グループのことに触れて、ウェスレーはメソジスト会の中に組会等の沢山の小グループを作り、それを管理する卓越した能力を備えていたという。それらの小グループでは、信徒指導者が信徒を牧会する。信徒が信徒を牧会するのがメソジストの勝れた特徴だと言われた。これは私たちの教会の特色でもあると改めて思った。こころの友委員会はもちろん、祈祷会や地区会、各例会にもその特色が現れている。むろん未だ十分ではないが、今後もその特色を伸ばしていきたい。
さらに教会の交わりはラテン語でコミュニオ(英語のコミュニケーション)と言い「融通する」という意味があるという。一人一人に与えられている賜物や恵みを互いに融通するというのだ。金を融通するより、はるかに豊かな交わりが生まれることは間違いない。今年の教会標語(ロマ書12:5)にぴたりであった。


コメント